時代の流れ
残念ながら、時代の流れというものは
止められません。
これは仕方がない事だと思います。
例えば、幕末明治にかけて、
江戸時代の方が良かったと思った人も
沢山いると思います。
でも、世の中が変わっているのに、
自分が変わらなければ、
置いて行かれます。
逆に言えば、
時代の変わり目に、
時代に合った事をする方が
理に適っているという事だと思います。
では、今なにをする方が、
時代に合っているかといえば、
自分のビジネスを持つという事だと思います。
昔に遡りますが、
多くの日本人は、みんな百姓でした。
工業化がはじまって、
工場で働くスタイルが一般的になります。
工場を動かす為には、
マネジメントが必要になり、
管理職が求められます。
昔は、社員を多く抱えている方が
マンパワーで生産性が高いと
思われていましたが、
今は違います。
業績が悪化すると、
簡単にリストラしても良いという
風潮になってしまいました。
今が良くても、
10年後、20年後はどうなるかわかりません。
幸いな事に、今は自分のビジネスを
持てる環境が整ってきました。
ところが、いくら良いものであっても、
この環境の使い方を知らなければ、
意味がありません。
確実に時代は流れていて、
個人で稼ぐ人が
どんどん増えています。
この流れは止められないと思います。
逆に、皆でこの環境を活用できれば
幸せな事だと思います。
ビジネスの選び方
今は個人で稼ぐビジネスというのは、
沢山あります。
企業側も、社員を雇う形も良いのですが、
外注委託先として、
個人ビジネスのスタイルを認める流れになっています。
人口急減の恐怖
日本の人口は急激に減少しています。
人口の減少は、そのまま
生産人口の減少を意味します。
日本経済の根幹に関わる問題なのです。
就業者数の見通しを見ると、
2015年には6376万人だったのが、
2020年には6046万人、2030年には5561万人に
減少します。
毎年55万人近くの労働人口が減っていきます。
この減少を抑える為に、
「今まで労働人口として含まれていなかった人たち、
即ち、女性や高齢者に働いてもらう。
そうして労働力不足を補う必要がある。」
これが政府のスローガンである
「総一億活躍社会」という発想の基になっています。
人口減少に伴う予測として以下が指摘されています。
2020年 女性の半数が50歳以上
2040年 団塊ジュニアがすべて65歳以上
2050年 人口の4分の1が75歳以上
さらに、人口が減少した結果起こる事として、
次の事が予測されています。
労働力不足・・・労働人口不足の為
消費低迷・・・消費人口の低迷の為
インフラ未整備・・・人手不足、財源不足から滞る
何も対策をしなければ、
予想される事態は、
高確率で実現してしまいます。
これが、都市伝説でも何でもなく、
政府が事実だと発表しており、
これに基づいて、
働き方改革、市場開放、自由化政策
民営化政策、海外労働力の受け入れ、
年金制度改革、派遣労働法改正
など、対応をしています。
とは言っても、高齢化社会は、確実にやってきています。
団塊の世代が70歳以上を迎え始め、
今や5人に1人が70歳以上です。
これから益々、人口問題の影響が出てきます。
では、どうするか。それが問題です。
老後破産問題とWワーク
【時代の変わり目には、なによりも好奇心】
好奇心が無くなるという事は、
停滞するという事。
なにか新しい情報があったとして、
大体、二つの反応に分かれます。
なになに??それ??という人と。
自分の知らない事は聞きたくないという人。
生体反応みたいなものなので、
どちらでも良いんですけれど、
私は、自分の知らない事があるのは、嫌なので、
とりあえず、なんでも知りたくなります。
同じものを目にして、
反応が違うというのは、とても面白くて、
多分、昔からそうだったんだなと想像するのですが、
例えば、黒船。
江戸時代の人は、黒船を見たことがない。
それで、浦賀に黒船がやってきて、
それを見て、
ケシカランと怒る人、
面白半分に見ているだけの人、
日本を守らねばと焦る人、
時代が変わると予想した人、
色々だったと思います。
ただ、今の時代、
明らかに明治維新の頃と同じくらいの
時代の変わり目がやってきています。
江戸時代の暮らしのままでいいと言っても、
その方が難しい。
であれば、次にどうなるかを予想する事って、
大事なのかなと思います。
その為には、なによりも好奇心。
情報を仕入れなければ、何にも出来ません。